1人で4歳2歳0歳を風呂に入れていた話
一人で4歳2歳0歳を風呂に入れていたあのひのこと
いつもみてくださるあなたへ
井上まゆみです。
上司が4歳と0歳の子供の風呂を自分が入れてあげる為に早く家に帰るって話をしてました。
そう。お風呂は入れる人ともう1人受け渡しができる誰かがいるだけで全然違う。
4歳、2歳、0歳を1人で入れてた時の自分を思い出した。
4歳はなんでもできるとやらせて、見ながら言葉で
あたまあらって、そこあわついてるよ、浸かって、でたらすぐパジャマ着るんだよーってやって。
2歳と0歳は正直どっちかしか洗ってない。
日替わりでどちらかを洗っていたような。。。
若干汚いのだが、床にタオル敷いてすぐ包めるようにあらかじめセット。とにかく包んどく。
そして自分はというとシャンプーはおろか、体すらもいつ洗ったっけ?って感じであがる。
覚えてるのが、
服を先に着せないと・・・
と思うばかりに自分はタオル巻いた状態で長いこといたもんだから、風邪引くよね。だから、冬のお風呂タイムが嫌いでしょうがなかった。住んでるところがすごく寒いところでただでさえ冬辛いのに、あったまるための風呂が風邪引くための風呂になってた。
自分のこと後回しに生きたのは後にも先にもあの頃だったなあってホント思う。
そんんときは旦那さんが入れてくれるだけで
受け取って着せるだけでいいなんて、超らくちんで、体力も奪われないから夜も長く起きてられて、それだけでしあわせやった。
後ね、おんぶ紐に0歳、右手に2歳、左手に4歳状態で頭ボサボサのスッピン状態の時の育児休暇中に結婚式の招待状を持って訪問してきた同級生に
「今まで見たことないまゆみちゃんだった」
と絶句され、
「あのまゆみちゃんが(きっと綺麗にしてたことを記憶してくれていた)あんな状態になるなんて・・・子供産むの怖い」
と言われたこともあったなーっw
当時はワンオペ育児、なんて言葉すらなかったなぁ。ワンオペが辛い辛いって世間がいうから辛いのかな?って思う人も多いと思う。あんま、余計なこと言わなくていいよね世間は。
そんで自分の環境と世間の意見を比べなくていいよね、だってみんな違うんだから。
育児だけじゃない。
何かの制約があるとき。
それは、
時間だったり、
場所だったり、
価値観だったり、
とにかく、自分1人ではどうにもならない何かを抱えて制約をすごく感じているとき。
それは普段やれていることをありがたいって思えるおっきなチャンス。
育児でいうとさ、
1人で朝、コーヒーをソファーに座って飲むという贅沢
トイレのドアを閉めて、ひとりでゆっくり用を足す幸せ
お風呂でゆっくり湯船に浸かれる幸せ
ちょっとした時間にいつのまにかうとうとできる気の緩んだ生活
まともに会話ができる大人と話せる楽しさ
誰かを待たずに自分のペースで歩けること
好きなだけヒールの靴を履けること
車の中のBGMが好きに選べること
なんてことない時には当たり前のことも当たり前じゃないと気づかせてくれる。
あっという間だったわー♡なんて1ミリも思わないけど、いつかは終わるから何とかやりぬいて
上司には
「上の子が幼稚園行ってて、下の子がお昼寝してる時に1人でゆっくりお風呂はいることを嫁に勧めてみてください。超、満たされると思います」
とアドバイス。
そしたら、夜もゆっくり過ごせるし余裕があれば子供にも旦那にも優しくなれますね
とめどない育児の思い出におつきあいいただきありがとうでした